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 ■ 猫用 フェイシャルフェロモン合成類縁化合物 FELIWAY
当院でも数多くの猫ちゃんに使用しております。多くの例で効果が見られましたし、入院室などで使用すると、猫ちゃんがリラックスしてくる様子が見られます。
ご家庭では、尿マーキングや爪とぎ、新しい猫が来た時、引越しや模様替えなど飼育環境の変化による情緒不安定などに使用されています。
  ■ 猫用フェリウェイ リキッド/スプレー
  • フェリウェイは、猫の顔から分泌されるフェイシャルホルモンF3の合成類縁化合物です。
  • フェイシャルホルモンF3は猫の頬のあたりから分泌され、その生活環境にある人や物などに猫が慣れ親しんでいることを示すためにこすりつけるフェロモンです。
  • 猫はこのフェロモンを感知することによって情緒が安定する習性を持つことから、このフェロモンは猫を安心させたり、リラックスさせたり、落ち着かせたりする働きがあります。
  • 薬物は異なり、自然に動物の行動をコントロールします。使用開始から1〜2週間で作用が認められます。
  • ヨーロッパにおける臨床試験により高い評価を得ています。副作用の報告もありません。
 ■ 猫用フェリウェイ リキッド/スプレーの有用性
 ●多頭飼育による問題行動

猫を多頭飼育している家庭において、フェリウェイ・リキッドを使用した結果、尿マーキングが70%減少しました。(床面積にかかわらず、一家に1個のリキッドを使用しました)

グラフ:多頭飼育により尿マーキングをしている猫10頭(雄3、避妊雌7)にフェリウェイ・リキッドを1ヶ月間使用した結果。

 ●ストレスによる尿マーキング (尿マーキングに関する知見はこちら

フェリウェイは尿マーキングの回数を減少させます。雄、雌、去勢、避妊を問わず、96.7%の猫に改善が認められました。

グラフ:尿マーキングする猫61頭にフェリウェイ・スプレーを使用した。家の中で尿マーキングされた場所と目立ったものや場所に1日1回、28日間スプレーした結果。

 ●爪とぎ (猫の爪とぎに関する知見はこちら

フェリウェイは爪とぎ行動を抑制します。28日間使用することにより96%の猫に改善が認められました。

グラフ:爪とぎをする猫53頭に爪とぎされた場所にフェリウェイスプレーを1日1回、4週間スプレーし、使用を停止した後も7週後までモニターしたもの。

 ●入院

 

フェリウェイは入院中の猫の不安を解消し、結果的に摂食行動および、毛づくろいの回数を増加させました。

猫20頭をケージに入れ、フェリウェイ・スプレー群とプラセボ群とに分けて、ストレスに関連した行動(摂食した回数、餌に関心を示した回数、毛づくろいの回数)を観察したもの。

 ■ フェリウェイ リキッドタイプとスプレータイプの使い分け 
  リキッド スプレー
●多頭飼育による問題行動に
猫は縄張り意識のある動物のため、1軒の家に複数飼育すると、尿マーキングや爪とぎといった問題行動をとることが多くあります。
●ストレスによる尿マーキングに 
ストレスによる不安が原因で尿マーキングを行う場合があります。一般的に尿マーキングをする場所は、タンスの角や壁などの垂直面に多く見られます。
注1
●爪とぎに 
縄張りに関連した爪とぎと、猫の日常的な習慣である爪を研ぐという行動とを見分けることが重要です。一般的に、垂直面に行うのが爪とぎによるマーキングと言われています。補助療法として、爪とぎ用ポストを設置することも効果的です。
爪とぎされている場所へ直接スプレーします。
●環境の変化に
猫は自分の置かれている環境が変化すると、ストレスや不安を感じます。馴染みの無い入院室のケージも猫にとっては不安な環境です。フェリウェイは入院、引越し、ペットホテル、新しい猫や他の動物との同居、部屋の模様替え、見慣れない人物との接触、移動時などの環境の変化において、猫のストレスを軽減させます。

ケージなどでの移動の際はスプレーをご使用ください。
●様々な問題行動の予防としてご使用いただく場合

注1:
●既にある尿マーキングに使用する場合・・・尿マーキングされている場所を水でぬらしてよく絞った雑巾などで拭いた後、フェリウェイスプレーを噴霧してください。また、今後尿マーキングしそうな場所にも会わせて噴霧してください。
●尿マーキングの防止には、対象となりやすい場所(家具の角、ドア、部屋の隅などに1日一回噴霧してください。

  ■ 尿マーキングについて
日本では尿マーキングは発情の時期に非常に関係していると考えられていましたが、フェリウェイ発売元であるヨーロッパ(フランス、ドイツ)での学術調査によると、発情期等に伴う尿マーキングは、全体の半分以下であることが明らかになりました。
発情に関係しない尿マーキングは反応型と分類され、ストレスや不安が原因で尿マーキングを行っており、こちらのほうが重要であるという認識が広がっています。
 
マーキングは猫にとって自然な行動であり、
マーキングには様々な働きがあります。
 
●縄張りのしるし
  尿マーキング
  爪とぎ
●親密化
  フェイシャルマーキング(顔をこすりつける)
●警告
  ■ 爪とぎ
爪とぎは縄張りマーキングの1つです。爪とぎは視覚的な縄張りの「しるし」と、肉球から分泌されるフェロモンによる縄張りの「しるし」の両方を残します。
 
爪とぎは縄張り行動に関連して猫が行うコミュニケーション手段の1つです。このため、猫はこの行動の対象として、通常よく目立つ垂直な場所を選択します。しかし、爪とぎが完全に定着してしまっている場合(期間として6ヶ月間〜数年間)には、水平面をも引っかき、さらに引き裂き始めることがあります。例えば遊んでいる時、発清時、獲物を逃がしてしまった直後などにみられる水平面を引っかく行動は、「問題のある爪とぎ」から除外されます。
爪とぎは次に挙げられる一連の行動として現れ、飼い主なら恐らくこの行動パターンを目撃したことがあるでしょう。
 
<一連の爪とぎ行動>
●よく目立った、通常は垂直な面に猫が近づいていく。
●爪とぎをしようとする面に近づき、においを嗅ぎ、
●「ブレーメン」(ぽかんと口を開けた)反応を示す。
●四肢と背中を伸ばす(背中を伸ばした姿勢)。
●両方の前足で交互に表面を引っかく。
■爪とぎの意義と現在の見解
 
爪どきの主な働きは、爪をといだり古い爪を抜いたりすることだと言われてきましたが、一部の猫では、この行動の頻度が明らかに爪の生え替わり周期に一致していません。また抜爪してもペットの飼い主にとっては物が爪で引き裂かれるという爪どきの煩わしい点は解消されますが、爪とぎの格好ははしばしば続きます。

ほとんどの研究者は、爪とぎの主な機能はさまざまな「しるし」を組み合わせることによるコミュニケーションの方法であると考えています。これらの「しるし」(視覚的なもの、フェロモンによるものの両方)を残すことが猫がまた爪とぎした同じ場所に戻ってくるきっかけとなります。猫はとりわけ爪とぎによって自分の縄張りを判別しています。
 
■研究によって爪とぎをする猫は2つのタイプら分けられることが明らかになりました。
 
《タイプ1》
爪とぎが自然な縄張り行動であるケース(長期間にわたる爪とぎ)。爪とぎ場所が飼い主にとって不都合である場合には、近くに適当な爪をとぐ器具を置く事によって、その場所への爪とぎをやめさせることができます。
《タイプ2》
爪とぎが特定時期の情緒不安定の結果として起こっているケース(最近始まった爪とぎ)。この種の爪とぎは猫の本来の欲求によるものではないため、やめさせることが可能です。
タイプ 誘因 場所
タイプ1 
本来の縄張り行動として爪とぎをしている猫
早期の母猫との離別 ●プライベートな場所
●排泄する場所
●狩りをする場所の近く
タイプ2
情緒不安定の結果として爪とぎをしている猫
広すぎて落ち着けない
通行者が多い(繰り返される縄張りの侵害)
プライベートな場所がない
(猫の頭数が多すぎる)
●縄張り上重要でよく目立つ場所(ソファーの角、出入り口など)

最初は爪とぎ行動を起こしていなかった猫でも、特に情緒不安定を引き起こす以下のような状況で爪とぎが起こりがちです(タイプ2)。
 ・広すぎて落ち着けない場所にいることを猫が認識した場合
 ・通行が多い場所、あるいはその猫にとって重要な場所で縄張りが
  繰り返し侵害される場合
 ・その領域にいる猫の頭数が多すぎる場合
このような場合の爪とぎ場所は縄張り領域とは無関係ですが、それでも必ずソファーの角や出入り口などのよく目立った場所に爪とぎをします。

爪とぎの場所
猫が他の個体(猫・人間)の存在にがまんできないような縄張り領域の近くに主として爪とぎをし、特に次のような場所で爪とぎを行います。
 ・プライベート領域の近く(休息場所や避難場所)
 ・排泄する場所の近く(トイレ)
 ・狩りをする場所の近く
室内で飼われている猫にとっては、捕獲遊びをする場所(飼い主や客の足、その他の物)や食事をする場所(食器)が狩りをする場所にあたります。

 ■ 爪とぎに対するフェリウェイの試験結果
試験1
タイプ1(本来の縄張り行動として爪とぎをしている猫)とタイプ2の猫
フェリウェイスプレーを各爪とぎ場所に1日1回21日間スプレーし、使用中止後4週間に渡って行動を観察。
結論:フェリウェイを使用することにより95%の猫の爪とぎを抑制しました。
本来の縄張り行動として爪とぎを示している猫では、フェリウェイによって3週間は爪とぎが抑制されましたが、4週目には以前爪とぎをしていた場所の近くで再度爪とぎを始めました。
このことから、縄張り行動のためにはある程度の爪とぎはコミニュケーションの方法として不可欠な要素と考えられます。
試験2
タイプ2(情緒不安定の結果として爪とぎをしている猫)
フェリウェイスプレーを各爪とぎ場所に1日1回28日間スプレーし、使用中止後7週間に渡って行動を観察。

結論:フェリウェイの猫を精神的に落ち着かせる作用によって、情緒不安定により特定時期に爪とぎをしていた猫の96.2%が爪とぎをやめました。
  

猫用フェリウェイ・スプレータイプ

  • 尿マーキングや爪とぎ、猫がストレスを感じる環境に置かれている場合にご使用ください。
  • ボトルは上向きでご使用ください。
  • 内容量:60ml
  • 成分:猫のフェイシャルホルモン(F3)類縁化合物 10%、エタノール 70%
  • 参考資料PDF

猫用フェリウェイ・リキッド

  • 猫が一番よくいる部屋に設置してください。
  • 平均的な家屋・マンション等で使用する場合、1個で十分成分が拡散されます。猫の行動範囲が70uを超える場合はもう1個設置してください。
  • 使用期間は1日24時間使用で、通常約4週間です。
  • 内容量:48ml
  • 成分:猫のフェイシャルホルモン(F3)類縁化合物 2%、イソパラフィン系炭化水素溶剤 98%
  • 拡散器:AC100V
  • 拡散器が新型になりました。 
    色はブルー、電源スイッチがなくなりました。
     
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